1、骨の歪みってなに?
皆さんは骨の歪みって気にしたことありますか?
実は、西洋医学的に考えると、骨は歪まない。ということになっています。
というか、歪みというのはどういう状態なのか定義されていないというか…
「変形」という状態はあります。変形性膝関節症とか。
レントゲン撮った際に明らかに異常が認められる場合は病名がつけられますが、特に異常がない場合は、「歪み」としては認められないんです。
でも、実際に、レントゲンでは異常なしだったのに、痛みなどがとれずに当店にいらっしゃる方が多くいます。
その方の多くが歪みをとる施術で楽になるんですよね。なぜなのか…
我々が「歪み」と判断しているのは、「身体や骨の左右差」です。
もちろん、これはレントゲンなどに写るものではありません。触診で判断します。
そして、この身体や骨の左右差をなくす施術をしています。
歪んでいるとわかりやすく言っていますが、正確には左右で差がある状態というわけです。
この差は、身体全体だけでなく、骨一つ一つにも生じてきます。
例えば、皆さんの背骨は一個一個の骨がくっついて大きな背骨を形成しています。
手で握りこぶしを作り、小指と親指を伸ばしてください。
こぶしの部分が1番太くて大きい骨で、背中をなぞると触れる骨がそれです。
頭のすぐ下から腰まで一直線につながっています。
その骨の左右に、翼のようにぴょこっと突起している骨がくっついています。
そんな形の骨が24個(首7個、胸12個、腰5個)くっついて背骨をつくっています。
この握りこぶしを小指の方に傾けたり親指の方に傾けたりしてみてください。
これが骨に生じる左右差です。これが「歪み」です。
2、「歪み」が身体に与える影響
では、この骨の歪みがあると身体にどのような影響を与えるのか。
単純に、コリやハリや痛みが生じるのはみなさんわかると思います。
ですが、実は、もっと深刻な身体症状を引き起こす可能性があるのをご存知ですか?
例えば、「不妊」がこの骨の歪みによって引き起こされる場合があるんです。
・人間の身体のしくみ
人間の身体は、脳が指令を出し、神経がそれを伝達し、各部位がそれを実行することで生命維持をしています。
そ中で、伝達を担当する「神経」ですが、実は背骨に張り巡らされているんです。
脳から背骨をとおって各臓器や筋肉へ伝っているのが神経なんです。
・神経を邪魔する骨の歪み
骨が歪んでいると、この神経を圧迫したりするんです。
そうすると、うまく神経伝達ができない状態となります。
伝達がうまくいかないと、指令がうまく伝わらないため、臓器や筋肉はどう動いたらいいのかわからず、本来の機能を発揮できないんです。
本来の力を発揮できないということは、機能が低下する、ということです。
本来であれば、自然妊娠できる身体なのに、なぜかできない…という方は、この機能低下が起きている場合があります。
生殖器官を司る神経は、腰椎を通っています。つまりは、腰の骨の調整をしてあげれば、生殖機能が本来の正常な状態に戻る可能性があるということです。
3、歪みをとる!
では、この歪みをとるにはどうしたらいいのか。
一度歪んでしまったものを自力で戻すのは難しいです。
なので、歪んでいるものを正しくするためには施術を受けてください。
みなさんができることは、なるべく歪みをつくりださないことです。
これには、日頃の身体のクセや姿勢を正すことが重要です。
自分の身体のクセってあるんです。仕事や家事育児でどうしてもクセができてしまう。
例えば、足を組む・バックを左肩にかける・立つ時にどちらかの足に重心がかたよる…などです。
これを意識して正していかないと、いくら施術で正しても、骨や身体はまた歪みます。
さらに、姿勢が重要です。実は、「正しい姿勢」というのがあります。
立つ時、座る時、歩く時…それぞれ正しい姿勢があるので、これを実践していけるかが重要です。
当店では、施術だけではなく、ご自身の身体のクセを知り、正しい姿勢を一緒に実践していきます。
施術に頼りきりにならないようにいろいろな方法を伝授していきます!
ぜひ、みなさんも当店で骨格を見直してみませんか?お待ちしています!